私たちが音楽に込めた想い

お母さんってなんだろう。

お母さんだって、傷つきます。

お母さんだって、甘えたくなるし、腹も立つし。

最初から聖母であり続ける事なんて、不可能なんです。

何が正しいのか、子どもから教えてもらったり、子どもと一緒に育っていくものが「お母さん」なんだと思います。

強くなっているつもりはないけど、子ども達のおかげで強くなれてたり。

大切なものが出来たからこそ、新たな弱みも見えて来たり。

そんな揺らぎの中でお母さんは生きている。色んな揺らぎの中で、女性は生きている。

そんな女性を、私は応援するために、それを歌にして、歌詞にして、お母さんに届けてきました。

私は、ポコアボッコの副理事。もう一つの顔は、シンガーソングライターです。

私が歌詞に込めるのは、特にお母さんの心です。私も二児の母親。私って決して口がうまくないから、

昔から、歌と歌詞に思いを込めて、少しでもお母さんの気持ちが押し込まれてしまわないように、応援しているんです。

私がポコアボッコから初めて依頼されたのは、「ママ達に子守唄を教えて欲しい」でした。正直驚きました。子守唄なんて教わるものじゃないって思ってたから。

お母さん達、子育ての事、色んな情報が増えてく中で難しく考え過ぎちゃってるんじゃないかなぁと。ちゃんとしたお母さんである為に、周りの目とか色々気にしすぎちゃってるのかなって。

そのあとに、2014年に、お母さんたちが思いっきり歌える場所を作りました。

マーシーボイスっていうゴスペルサークルです。

ここに来ているお母さん達は、ココで歌って自分に戻れていたりする。ステージに立つ事で自分に自信を持てるようになったりしているんです。

ポコアボッコで私ができることって、理事長とは違うってどこかで気づいていて、ただ、私がポコアボッコの副理事になったのも、自然だったと思います。

お母さん、奥さん、おばさん、おばあさん、全ての女性たちを、応援したいって気持ちは、ポコアボッコの理念と全くおんなじ。

お母さんってなんだろうって思ったら、ポコアボッコの戸をたたいてみてください。

自分が正しいとか正しくないとか、そんなこと忘れて、一人の女性として、皆さんをお迎えしますから。

                                                      語り手:吉武愛子

                                                      聞き手:本多健人(本多健人写真事務所

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